食品業界の闇を知って欲しい、人権を守れ。サステナブル企業を応援したい

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最近“サステナブル”(持続可能性)と言う言葉をよく目にするようになりました。

この日、私がとあるコーヒーのサイトを見ていた時も、そこにもサステナブルという単語がちらほら見られました。その中で誇らしげに強調されていたことは、企業側がコーヒー農家に普通のレートよりも多くてお金を払っていると言うことでした。

本当にそれだけがサステナブルにつながるのでしょうか?

私は違うトピックで『卵じゃない卵』について記事を書きました。そこで学んだことは“Just Egg”の卵は鶏の卵よりもはるかに土地も水もセーブできて、そして地球に優しいということです。

私はサステナブル食品というものを、地球環境だけにフォーカスしたものだと解釈していました。

でもそれは違ったようです。

そばにいた夫に、このコーヒーサイトを見てサステナブルの趣旨が何なのか、理解できる?と聞いてみました。 すると夫は『ネスレ』とか『ハーシーズ』を検索すると問題が出てくると思うよ、もしサステナブルに興味があるならばとアドバイスをくれました。

言われた通りに検索してみたら色々出てきました。。確かに問題が見えてきました。

人権問題

昨日はバレンタインデー。店頭には賑やかにたくさんのチョコレートが売られていました。

見ているだけで楽しい光景ですが、そのチョコレートの原料であるカカオは、どこから来ているでしょうか?

そうです。ほとんどのカカオはアフリカが原産です。では、1年に1度のこの時期。果たして原産国であるアフリカの人達はチョコレートの売り上げ分の利益を得ているのでしょうか?幸せな暮らしをおくっているのでしょうか?

答えはノーです。

アフリカでは、子供たちが労働者として使われている(た)ことを私は知りました。

The dark side of Chocolate ドキュメンタリーで以前からYoutubeに上げられていたようでしたが、私が知ったのはつい昨日です。

しかし、例え遅れたとしても知ることができて良かったと思います。

このドキュメンタリーではタダ同然の労働者欲しさに子供が誘拐されて、他国に連れて行かれ、労働を強いれられたりしていました。しかし、この誘拐犯にさえもそれぞれの生活があり、生きるためにやむを得ず仕事としているのかもしれません。

ただ、こんな奴隷のような行為がまだ地球上の何処かでは行われていて、それによって生まれたものが美しく楽しいパッケージに包まれて商品として売られている。

店頭で何気なく商品を手に取るだけの私たちには、ひとつひとつを調べない限り知る由もありません。

何気に買い、食べていた身近なチョコレートの裏でこんなことが起きていたなんて。

甘くて美味しいチョコレートのイメージが変わってきてしまうほど、過酷な事実が隠されていました。

企業のサイト・ラベルを見よう

サステナブルに力を入れて取り組んでいる企業は、まだまだ認知度がないことが多いのは事実です。

生産者がサステナブルに取り組むと、通常よりもコストがかかることが多いため、原価が高くなります。そうなると必然的に消費者に対する原価も高くなってしまう。それが現状のようです。少なくとも私はそう感じました。

購入したい商品を複数から選ぶことは、日常的に誰しもあると思います。その時に販売価格と商品の見た目だけが選択するということは、もしかするとサステナブル行為自体を殺してしまうことになるかもしれない。

みなさんご存知かと思いますが、それぞれの企業サイトには“About Us”とその会社のサービスや商品についての考えだったり、その商品が生まれた過程だったりが書いてあります。是非、みなさんにはそこにはそこにこそ注目してもらいたい!

認知度のあるブランドだから健全で安全なものを売っている。しかし、その根拠は何ですか?それは単なる思い込みである可能性もあるのです。これからの時代は、売る側のイメージだけに振り回されないという、消費者としての覚悟も必要かもしれません。

まとめ

私はサスティナブルの目標対象として、圧倒的に産業廃棄物の占める割合が多いと思っていて、実は地球環境問題とか個人のリサイクルというのは、あまり意味がないと勝手に思っていました。

サステナブル商品は食品も自分にはあまり関係のない、偏見的でベジタリアンやヴィーガンの人たちの志向だとなのではないかと思っていました。今はその考えを反省し、自分でも恥ずかしく思います。

そして中盤に私があげたカカオ(チョコレート)はただの一例であって、他にももっと過酷な現実があるでしょう。

これからは人権や環境に配慮している企業を応援したい、自分でできることから始めようと思いました。私一人では小さな一歩かもですが、これを読んで下さっているみなさんにも共感してもらえれれば、それは大きな力になると信じています。

ありがとう。

世界の貧困、災害、紛争に苦しむ子どもたちを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン

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