蜜蝋(みつろう)ラップご存じでしょうか?
オーガニックコットンの布に蜜蝋とまつやに、ホホバオイルをコーティングさせた再利用可能なラップです。
うちでは子供達のランチのサンドイッチを包んだりして使っています。
以前まではジップロックをかなりの頻度で使用していました。ほぼ毎日といっていいほど使っていて、サムズで買った大量に入っているジップロックもあっという間になくなってました。このプラスチックゴミをなんとか減らしたいなと思っていたところで、みつろうラップの存在を知り、これを知ってからこのみつろうラップに切り替えました。
他にも用途が色々あり、お家でも材料さえ揃えれば簡単に作れちゃいます。
今日はみつろうラップの使用方法、洗い方、作り方など具体的に紹介したいと思います。
蜜蝋とは?
まず、蜜蝋とはなんぞやと思う方もいると思います。“蜜蝋とは(ミツロウとは)、さまざまな種類の蜜蜂(ミツバチ)が巣を作るために分泌する蝋分のことで、別名”蜂蝋(はちろう)”とも呼ばれています。英名では”ビーワックス(Bee Wax)”や”ビーズワックス(Bee’s Wax)”と呼ばれています。”
みつろうラップの使い方
プラスチックのサランラップのようなラップを使う代わりにみつろうラップが使えます。みつろうラップで全ての食品をラップできるわけではありませんが、できるだけ使えばプラスチックのゴミを年間にかなり減らせます。
使ってOkなもの
- おにぎり
- サンドイッチ・パン
- 野菜
- 果物
- 冷蔵・冷凍庫
ダメなもの
- お肉
- 魚
- 油っこいもの
- 電子レンジ・お湯
みつろうラップの洗い方・注意点
上記にも書きましたが、熱に弱いのでお湯などで洗うのは注意です。洗剤も食器洗剤とスポンジで優しく洗いましょう。私はゴシゴシ強く洗ってしまったらシワがついてしまったので、優しく洗うのがキーです。
例えシワがついてしまっても,ドライヤーの熱やアイロンをかけると元に戻ります。 アイロンは直接かけるのではなく、パーチメントペーパーを使ってみつろうラップを真ん中に挟んでかけて下さい。
みつろうラップの作り方
ネット(EtsyやAmazon)などでも購入可能ですが、材料さえ揃えられれば作った方が安上がりですし、自分の好きな柄の布を選んで作れて可愛いので是非試してみて下さい。
材料
- みつろう
- 松脂(Pine Resin)
- ホホバオイル
- パーチメントペーパー
- オーガニックコットンの布(Joannなどから購入)
作り方
目安の割合です。
布のサイズ | 蜜蝋 | 松脂 | ホホバオイル |
6” x6” (15.24cm x15.24cm) | 大さじ2 (30ML) | 大さじ1 (15ML) | 1/4テーブルスプーン (1.25ML) |
何枚の布を一気に作る場合 | 1カップ (237ML) | 1/2カップ (118ML) | 大さじ2 (30ML) |
1. 上記の比率で混ぜて溶かします。 私はフライパンの上にパーチメントペーパーをしいて弱火で火にかけました。
**余談ですが、ミツロウだけでも作れるですが、バリバリな仕上がりになってしまって使いにくいです。 原材料には(みつろうの他にホホバオイル)この2つには抗菌・殺菌作用があります。
2. 全部溶けたら、私は1枚1枚フライパンに入れました。少し熱いのでトングある方はトング使って下さい。 私は素手でやったのですが、指にろうがたくさんついてしまい取るのに苦労しました。
3. ろうが全て布についたら乾燥させます。数十秒ですぐに乾きます。
包む、折りたたむ、被せる
使う前にくしゅくしゅっと丸めると粘着力が増してくっつきやすくなります。(シワはつく)
折りたたんでスナック入れたり、お皿をかぶせたりできます。基本何の素材でもピッタリくっつくきまよ。
サンドイッチ・パンを包んだり
まとめ
サランラップを常用している方には是非オススメです。布のデザインで可愛くできるのでランチタイムも冷蔵庫内も楽しいです。
器用でもない私でも簡単に作れたので、是非作って、使ってみて下さい。キッチンタイムが楽しくなりますよ〜